合同会社設立に必要となる印鑑届書の作成方法
個人の実印と同じように、法人(合同会社)にも実印があります。
この合同会社の実印となる代表者印(法人実印)を法務局へ届け出るための書類が「印鑑届書」です。
法務局へ合同会社設立の登記を申請する際に、登記申請書類と合わせて提出することで、合同会社の実印が登録(印鑑登録)されます。
印鑑届書は、法務局へ登記をする際の添付書類には含まれていませんが、登記申請書類と同時に提出することが求められています。
印鑑届書の様式は決まっていますので、法務局のホームページからダウンロードするか、法務局の窓口でもらって記入します。
印鑑届書は用紙を印刷したものに手書きで記入しても構いません。記入内容は決まっているので、誰でも簡単に記入することができます。
①商号:合同会社の会社名を正確に記入
②本店の所在地:合同会社の本店の住所を正確に記入
③印鑑提出者の資格:「代表社員」と記入
④氏名:代表社員の氏名を記入
⑤生年月日:代表社員の生年月日を記入
⑥会社法人番号:空欄
⑦届出人:印鑑提出者本人にチェック
⑧住所:④の代表社員の住所を記入(代表社員の印鑑証明書と同じ住所)
⑨氏名:④の代表社員の氏名を記入(代表社員の印鑑証明書と同じ氏名)
すべて記入できたら、印鑑届書の左上四角の枠内に登録する代表者印で押印します。そして、届出人の住所・氏名の横の「(注3)の印」には代表社員個人の実印を押印します。
印鑑届書には、代表社員の印鑑証明書を添付します。
もし、代表社員が2名いる場合には、どちらか1名が代表して印鑑登録することもできますし、それぞれの名前で印鑑登録することもできます。
代表社員がそれぞれ印鑑登録をする場合は、印鑑届書を2枚提出することになります。ただし、同じ印鑑を使用することはできませんので、代表社員ごとに別の印鑑を作成する必要があります。
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