合同会社社員の業務執行権付与と喪失
原則と例外
合同会社の社員は、原則、業務を執行する社員となり、業務を執行する社員は、原則、会社を代表する社員になります。
ただし、定款をもって社員の中から業務執行社員を定めることができます。また、定款または定款の定めに基づく社員の互選によって、業務執行社員の中から代表社員を定めることができます。
<原則>
- 社員A・B・C=業務執行社員A・B・C=代表社員A・B・C
<定款または定款の定めに基づく社員の互選>
- 社員:A・B・C
- 業務執行社員:B・C
- 代表社員:C
つまり、社員は原則、業務執行社員であり代表社員であるけれど、定款等で社員の中から特に定めることができますよ。ということです。
また、合同会社の社員は従業員という意味ではありません。株式会社に例えると、下記のようになります。
- 社員=株主
- 業務執行社員=取締役
- 代表社員=代表取締役
例えば3名の社員ABCさんがいて、業務執行社員はBCさん、内代表社員をCさんにした場合、BCさんの2名が業務執行社員として登記され、Cさんは代表社員として住所・氏名も登記されます。
ただの社員であるAさんは、登記されません。
では、社員Aさんが設立後にやっぱり会社の業務を行いたいと思った場合はどうなるのでしょうか?
この場合、総社員の同意により業務を執行する社員としての指定を受けることが必要です。
そして、総社員の同意を得た後に、Aさんを業務執行社員とする変更登記の申請を行うことになるのです。
逆に業務執行社員が、業務を行わなくなり、ただの社員に戻りたい場合には、同じく総社員の同意によって、業務執行権の指定の解除を受けることになります。もちろん法務局へ変更登記の申請も必要です。
合同会社電子定款作成サービスのご案内
「費用と手間を省いて合同会社を設立したい!」
という方は、合同会社電子定款作成サービスがお勧めです。
- 電子定款の活用で設立費用が安くなる!
- 専門家が作成した電子定款のひな形が使えるから安心!
- 印紙代4万円を節約。コスト削減!
一般の方はもちろん、専門家(税理士、会計士、司法書士、弁護士等)の先生方にも多数ご利用頂いております。
自分で出来る!合同会社設立キット販売中 12,600円
当キットをダウンロードして手続きを進めて頂ければ、最短1日で設立手続きは完了します。
- 少しでも安く設立を済ませたい方
- 時間があるので自分でも動ける方
- 自分自身も手続きに携わりたいという方
- 超特急で今日中にでも登記申請を完了させたい方(法人実印の作成など事前準備は必要です)
自分で出来る!合同会社設立キットでは、設立手続きに必要な書類一式の雛型及び書類作成マニュアルを同梱しております。現物出資にも対応。
会社設立実績1500社を超える専門家(行政書士法人MOYORIC&行政書士法人WEITHNESS)が、一般の方でも簡単に設立手続きが出来るよう作成しました。どうぞご活用下さいませ。
合同会社電子定款作成サービスのご案内
「費用と手間を省いて合同会社を設立したい!」
という方は、合同会社電子定款作成サービスがお勧めです。
- 電子定款の活用で設立費用が安くなる!
- 専門家が作成した電子定款のひな形が使えるから安心!
- 印紙代4万円を節約。コスト削減!
一般の方はもちろん、専門家(税理士、会計士、司法書士、弁護士等)の先生方にも多数ご利用頂いております。
自分で出来る!合同会社設立キット販売中 12,600円
当キットをダウンロードして手続きを進めて頂ければ、最短1日で設立手続きは完了します。
- 少しでも安く設立を済ませたい方
- 時間があるので自分でも動ける方
- 自分自身も手続きに携わりたいという方
- 超特急で今日中にでも登記申請を完了させたい方(法人実印の作成など事前準備は必要です)
自分で出来る!合同会社設立キットでは、設立手続きに必要な書類一式の雛型及び書類作成マニュアルを同梱しております。現物出資にも対応。
会社設立実績1500社を超える専門家(行政書士法人MOYORIC&行政書士法人WEITHNESS)が、一般の方でも簡単に設立手続きが出来るよう作成しました。どうぞご活用下さいませ。
【関連ページ】
- 定款変更手続き
- 合同会社の定款を紛失したらどうする?再作成の方法や必要な手続きなど
- 商号変更手続き
- 目的変更手続き
- 本店・会社移転手続き
- 増資手続き(資本金の増加)
- 資本剰余金の資本組み入れ
- 合同会社とDESについて
- 社員の加入・追加手続き
- 代表社員の変更手続き
- 社員の退社手続き
- 社員の業務執行権の付与と喪失
- 支店設置手続き
- 支店廃止手続き
- 合同会社の事業譲渡
- 合同会社から株式会社への組織変更登記手続き
- 解散・清算手続き
- 解散・清算手続きの必要書類をわかりやすく解説
- 休眠手続きについて
- 合同会社の印鑑カードを紛失してしまった場合はどうする?
- 合同会社の法人実印を失くした、法人実印が欠けた、変形してしまった場合はどうする?